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小学生の腹筋バキバキ
2025-05-22

小学生の腹筋バキバキ

当サイトには、「腹筋」に関連するキーワードで検索をして訪れてくださる方が、一定数いらっしゃいます。その中で、気になる検索キーワードがありました。それが、「小学生 腹筋 バキバキ」という組み合わせです。

小学生自身が「シックスパックになりたい!」という思いで検索をしているのでしょうか?
それとも、親御さんが「わが子の腹筋が割れるくらい筋肉をつけてあげたい」と思って調べているのでしょうか?
あるいは、「小学生でも腹筋って割れるの?」という素朴な疑問から調べている方もいらっしゃるかもしれません。

検索の意図は人それぞれだと思いますが、もし「小学生のうちに腹筋をバキバキに割りたい」と考えて検索している方がいらっしゃるのであれば、少しだけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

腹筋を割るには何が必要?

「腹筋が割れる」とは、いわゆる「シックスパック」が見える状態を指します。この状態を作るためには、単に腹筋を鍛えるだけでは不十分です。もちろん腹直筋(いわゆる腹筋)自体をしっかりと発達させる必要はありますが、実は重要な条件がもう一つあります。

それは、「体脂肪が少ないこと」です。

お腹まわりには、体を守るための大切な臓器が集まっています。人間の身体は、そういった重要な器官を保護するために、自然と脂肪を蓄えるようにできているのです。そのため、どれだけ腹筋を鍛えても、お腹に脂肪がついていれば、その上から腹筋の線は見えません。

つまり、腹筋を“見せる”ためには、筋肉をつけるだけでなく、脂肪をしっかりと落とす必要があるのです。

体脂肪を落とす難しさとリスク

では、実際にどのくらい脂肪を落とせば腹筋が見えてくるのでしょうか?

大人の場合、一般的には体脂肪率が15%を下回ると、うっすらと腹筋のラインが見えてくると言われています。さらに10%を切ると、いわゆる「バキバキ」の腹筋が現れてきます。

体脂肪による腹筋の見え方


ここで注意しなければならないのは、成長期の子どもがその状態を目指すことにはリスクがあるという点です。体脂肪を減らすためには、主に以下の2つの方法があります。

  • 運動量を増やす
  • 食事量を減らす

ですが、どちらの方法も、小学生の成長には慎重に扱わなければなりません。
運動をやりすぎれば、体に負担がかかり、疲労やケガ、ストレスにつながる可能性があります。
食事量を減らすことも、成長期の子どもにとって気をつけるべき点があります。

成長期に必要な「エネルギー」とは

食事で得られるエネルギーは、以下のように様々な面で子どもの成長を支えています。

  • 日常生活や運動を行うためのエネルギー
  • 疲れを回復するためのエネルギー
  • 筋肉をつけるためのエネルギー
  • 身長を伸ばすためのエネルギー

つまり、無理に脂肪を落とそうとして食事を減らしてしまえば、筋肉どころか成長全体に悪影響を及ぼしてしまう恐れがあります。運動で得た効果も、栄養が足りなければ意味をなさなくなってしまうのです。

健康的な体づくりを目指して

確かに、シックスパックや引き締まった身体には憧れるかもしれません。ですが、小学生の時期に最も大切なのは、「健康に育つこと」です。体を鍛えることは素晴らしいことですが、バキバキの腹筋を目指して無理をしてしまっては本末転倒です。
まずは、しっかり食べて、よく動き、よく眠る。
その上で運動を楽しみ、体を強くしていくことが、子どもにとって最良の「体づくり」なのです。

無理に「腹筋バキバキ」を目指すのではなく、健康的な運動習慣と、バランスの良い食生活を意識しましょう。そうした積み重ねの先に、自然と引き締まった体や、強い筋肉がついてくるはずです。

この記事を書いた人

著者近影
TETSUYA先生 バク転トレーナー

バク転の習得を通して、子どもたちの未来の可能性を広げることを目指しています。バク転習得に向けた身体作りをサポートする各種資格を持っています。
NESTAキッズコーディネーショントレーナー
KOBA式体幹☆バランスAthleteトレーナー
日本バク転協会バク転インストラクター