腹筋が苦手なお子様に、簡単レベルから始める腹筋運動を紹介します。
大人の方にもおすすめの運動ですが、スプロールなどは身体の軽いお子様を対象にしているので長年運動から離れている方にはしんどいかもしれません。できる範囲でやってみてください。
バク転でも腹筋は使います。どこに使うかというと、後ろに飛んで手をついた後です。
手をついた時点では、逆立ちのような姿勢になっています。ここから、腹筋を使って足を入れ込み、着地をしにいきます(アフりといいます)。
腹筋の力は、バク転でかっこよく着地するために必要なので、ぜひ鍛えましょう。
今回の運動は以前Youtubeに投稿した、「【年中〜小学校】やっておきたい腹筋運動6つ!一緒にやろう!」という動画のエクササイズを紹介していますので、下記動画もあわせて御覧ください。
紹介しているのは以下の6つのエクササイズです。
体幹トレーニングの王道ともいえるエクササイズです。
肩の真下に手が来るように、腕立て伏せの姿勢をキープします。
おしりが上がりすぎず、逆に腰をそってしまわないように、身体をまっすぐにすると、お腹にぐっと力が入るのがわかると思います。
長くできない人は、数秒を何度かに小分けにしてもいいと思います。少しずつできる時間を増やしていきましょう。
さきほどの腕立ての姿勢で、膝を交互におヘソの方に引き寄せるエクササイズです。
この運動も、手は肩の真下に置き、おしりを上げたり反ったりしないことに気をつけます。
今度は仰向けのエクササイズです。
足先を地面から浮かせて、膝を交互に胸の方に引き寄せます。同時に引き寄せた膝とは逆のヒジを、膝にくっつけます。
身体が適度にねじれて、気持ちの良さを感じましょう。
腰をそってしまうと、腰を痛めるので、背中を気持ち丸めるようにします。この姿勢をキープできなくなったら、無理をせず休みましょう。
クランチはいわゆる腹筋運動として頭に思い浮かべる運動だと思います。
ただ、上体を起こす必要はありません。
手のひらで、膝にタッチするくらい。少し肩が地面から離れる程度でよいので、繰り返してみましょう。
寝転んだ状態で、足をあげるエクササイズです。
クランチは腹筋の上を鍛え、足上げ腹筋は腹筋の下を鍛えます。
クランチと合わせて行うことで、腹筋全体を鍛えられます。
足を伸ばすのが難しい場合は、膝を曲げてもいいです。
また、おしりの下に手を置くと楽にできます。
立った状態から、足元に手をついて、そこから足を伸ばしてプランクの姿勢になります。すぐに足を手の近くに置いて立ち上がります。それを繰り替えるエクササイズです。
腹筋だけではなく、背筋、おしり、足、肩、心肺など広く鍛えることができます。
スプロールの回数を増やせるように継続していってください。
ただし、数を増やすために、姿勢が崩れては意味がありません。
きれいなフィームを維持できるように丁寧に繰り返してください。
以上が、動画の中で紹介しているエクササイズです。
クランチや足上げ腹筋などの単純な運動だけを繰り返すと飽きもきて、楽しくなくなるので、動きのあるエクササイズも織り込んで、楽しく続けられたらとまとめたものです。
最初はこれをこなすだけでも大変かもしれませんが、毎日継続すれば、どんどん動きがよくなっていきます。
腹筋が強くなると、かけっこが速くなったり、マット運動や鉄棒もできる事が増えて、体育も楽しくなってきます。
また、下は音楽にあわせて、楽しく腹筋を鍛えられる動画です。
こちらもぜひ御覧ください。
【小学生6分夏トレ】夏休みの間に強い腹筋を手に入れよう!
バク転の習得を通して、子どもたちの未来の可能性を広げることを目指しています。バク転習得に向けた身体作りをサポートする各種資格を持っています。
・NESTAキッズコーディネーショントレーナー
・KOBA式体幹☆バランスAthleteトレーナー
・日本バク転協会バク転インストラクター