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バク転は1時間でできるようになる?
2024-02-19

バク転は1時間でできるようになる?

バク転は1時間でできる?

こんにちは。バク転トレーナーのTETSUYAです。

バク転の体験に来られる子の中に、「体験しに来た日にできるようにならなかった」とガッカリされてしまう子がいます。
昨今Youtubeでは、たくさんの「バク転のやりかた」動画があり、中には「1日でできる!」「1時間でできる!」といった動画があります。
そういった動画を観た方が、すぐにできるかもしれないと考えているのかと想像します。

Youtube動画を出すにあたって、より多くの人にみてもらうには、刺激的なタイトルが大切です。そのため、煽るような文言が入ることはよくわかります。
また、実際に短時間でできてしまう人がいることも事実で、それがまた話をややこしくしてしまっています。

人それぞれ、筋力や骨格、体格が大きく異なります。また、それまでの運動経験などから、動作のクセというものがあります。
それらが偶然合致して、初めてのバク転がとてもいい形になる方がいます。それを偶然というのか才能というのか、難しいですが。

でも、多くの子はそんなにうまくいかないのが現実です。
運動のできる子も、身体能力の高い子もです。後ろに飛ぶという、非日常的な動作をやったことがある人はほぼ皆無です。
全く新しい世界に飛び込むのですから、心身ともに難しいチャレンジと言えます。
ですから、時間がかかって当たり前なのです。

特に小学生は、それまでの運動経験が大人に比べると少ないので、動きの習得に時間がかかるケースがあります。
自分の中で同じ動きを再現する力もまだ弱いので、一度上手にできても気を抜くと戻ってしまうこともよくあります。進んでは戻ってを繰り返し、根気よく声をかけて意識をさせて、体と頭に染み込ませていきます。
一方で、体重が軽く体への負担も少ないので、思い切って挑戦できるメリットもあります。
ものすごいたどたどしい動きだった子が、ある日何かを掴んで急激に成長する様子を目の当たりにすると、とても感動します。

大切なことは、バク転をやってみたい気持ち。継続する気持ち。そして楽しむ気持ち。
行き詰まったら休んでみるのも良いです。久しぶりにやってみたら、うまくできた、なんてこともあります。
バク転の練習前後にやる色々な運動を目的に通ってみるのも良いです。

お子様の習得を長い目でみていただき、お子様には教室での運動そのものを楽しんでいただけたらと思います!