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ホイス・グレイシー柔術アカデミー東京を紹介
2024-10-29

ホイス・グレイシー柔術アカデミー東京を紹介

今日は、当錦糸町キッズバク転教室!を開講させてもらっているジム「ホイス・グレイシー柔術アカデミー東京」を紹介したいと思います。子供向けのキッズクラスの紹介もしているので最後まで御覧ください!

柔術って?

柔術は、広義には日本古来の格闘術を指します。素手、もしくは短い武器を使用する場合もあるようです。その本質は護身にあり、脅威から身を守るスキルとして発展したようです。柔術の歴史は長く、戦国時代に体系化されて発展したもので、その元は相撲や組討と言われています。組討は合戦において、最終的に相手と対峙し、その首を奪うための技術です。
柔術はそれぞれの流派によって独自に発展していて、明治以降は柔道合気道といった日本の武道、そしてスポーツへと発展していきました。

グレイシー柔術とは?

さて、柔道が大きく進化してく明治時代に、前田光世という柔道家が柔道を世界に普及させようと世界中を旅し、最後にブラジルへ渡りました。
ここでブラジルの青年カーロス・グレイシーを弟子に迎え、グレイシー柔術が生まれることになります。
ブラジルで発展した柔術をブラジリアン柔術と呼び、その中でもグレイシー一族の柔術をグレイシー柔術と呼びます。

ホイス・グレイシー柔術

柔術を学んだカーロス・グレイシーの末弟にエリオ・グレイシーがいました。
エリオは身体が小さく、健康上の問題も抱えていたそうです。
そこで身体が小さくとも、自分の身を守る術を身につけるべく体系化されたのがグレイシー柔術です。
そしてその思想を受け継いだのが、かの有名なエリオの6男ホイス・グレイシーとなります。
ホイス・グレイシーは、グレイシー柔術を広めるためにUFCという異種格闘技大会に出場し、3度世界王者になりました。
これによってグレイシー柔術は世界中から注目されるようになり、現代の総合格闘技では誰もが身につける格闘術として柔術が定着しています。

ところがグレイシー柔術の本質は「護身」にあります。
身体の小さく、力の弱い者が、最後の最後に身を守る術として柔術があるのであって、相手を攻撃し傷つけ破壊するためにあるものではありません。
グレイシー柔術を広めるために大きな大会で実績をあげ、それによって格闘技界を中心に広く浸透したものの、愛好家が増えるにつれて安全のためのルールが規定されていくほどに、護身というグレイシー柔術本来の目的とは離れてしまいました。
そこでグレイシー柔術の本来の目的と技を身につけるためにホイス・グレイシーが主導した柔術のジム「ホイス・グレイシーネットワーク」が世界で展開されています。
東京墨田のホイス・グレイシー柔術アカデミー東京は、アジア圏では唯一のホイス・グレイシーネットワークジムとして、グレイシー柔術の本来の姿を伝えています。

MAX増澤代表とホイス・グレイシー氏

MAX増澤代表とホイス・グレイシー氏

他の柔術ジムと何が違うの?

ホイス・グレイシー柔術は護身を目的としています。
そのため、学ぶ技も護身が基本となっていて、日常で起きうる脅威、連れ去りや暴力に対処する方法と心構えを学びます。クラスの内容はRG360™という柔術カリキュラムにまとめられていて、参加者はこのカリキュラムにそって学んでいくことになります。

護身術はそもそも「戦わない」ことを含むため、純粋なスポーツとしての認識は極力削られていて、柔術大会や競技会への出場を目標とはしないこととなっています。
人と争うことが苦手な方は安心して通うことができますので、おすすめですね。
スパーリング(安全のためのルールを設けた実践形式の練習)も少ないので、女性からお年寄りまで幅広い方が習いに来ているのも特徴です。

キッズクラスがあります

ホイス・グレイシー柔術アカデミー東京では、子どもたちが身を守る術を身につけられるように子供向けのクラスが開講されています。こちらも前述のRG360™カリキュラムにそって学んでいくことになります。
近年増えている町中での事案に不安を感じている親御さんも多いかと思います。まずは逃げることが基本ですが、差し迫った脅威に対して技術と心構えがあると、安全性は格段に上がると思います。

  • 5・6歳向けのプレキッズクラス
    プレキッズは1回40分で月4回のクラスです。水曜日と土曜日にあります。
  • キッズグレイシー柔術クラス
    小学生に入ると、キッズクラスがあります。1回45分で月に8回、水曜日と土曜日にあります。
  • ティーンズグレイシー柔術クラス
    中学生以降はティーンズクラス。1回50分で月に8回、水曜日と土曜日、キッズクラスの後にあります。

子どもが柔術を学ぶことは、身を守る術が身につくという大きなメリットがあります。
それ以外にも柔術は相手を引いたり押したり相手の動きを止めたりと、技の中で全身を使い、とりわけ体幹部分を多く使うので、身体の使い方が上手になり、運動能力が高くなります
運動以外の面では、集団のマナーを大切にし、挨拶や返事の習慣づけを行っています。先生や仲間に敬意をもち、仲間を大切にし、年下や初めての子には技を教えてあげて、いたわる。そんな社会のリーダーとなるスキルを育んでいます。

身体の基礎づくりにも良いので、体力づくりやスポーツの補強に、幅広い目的でおすすめです。
グランドマスター、エリオ・グレイシーは2009年95歳で亡くなる直前まで柔術の稽古と指導をしていたそうです。長く健康的に過ごすためにも、身体づくりに通ってみてはいかがでしょう。

[ホイス・グレイシー柔術アカデミー東京]
東京都墨田区緑4丁目34−1

詳しくはこちら
https://roycegracie.tokyo/program-kids/

この記事を書いた人

著者近影
TETSUYA先生 バク転トレーナー

バク転の習得を通して、子どもたちの未来の可能性を広げることを目指しています。バク転習得に向けた身体作りをサポートする各種資格を持っています。
NESTAキッズコーディネーショントレーナー
KOBA式体幹☆バランスAthleteトレーナー
日本バク転協会バク転インストラクター