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スポーツをやる子は絶対に倒立をやろう
2024-09-13

スポーツをやる子は絶対に倒立をやろう

先日、ネットを見ていたら、こんなコメントがありました。
「陸上部ですが、顧問が倒立をトレーニングにいれてはどうかと言っている。意味ないですよね?」

逆さまになって腕で立ってバランスを取る倒立運動。
これは、陸上にとって意味ないエクササイズでしょうか?

通常の頭が上での直立姿勢とは全く逆の倒立の姿勢。
この非日常の体験は、身体にも頭にも大きな刺激をもたらします。
特に小学生年代のゴールデンエイジとも呼ばれ神経系の発達が著しいときに倒立を行うことは、感覚器の向上にメリットがあります。
倒立には、以下のような効果があるでしょう。

空間認識能力があがる!

倒立を通して逆さまの状態で自分の体が垂直かどうかを判断することで、脳の平衡感覚が鋭敏になります。
自分の手足が空間のどこにあるかを把握する固有受容感覚が鍛えられ、空中動作を伴うスポーツ(サッカーのボレー、バスケットボールのリバウンド、体操など)での安定感が増します。

バランス力があがる!

倒立を行うには、足よりも圧倒的に細い腕を使ってバランスを取る必要があります。
そのために、骨格をまっすぐに乗せる技術が必要です。
また、足が上方にあるために重心が崩れやすい状態で姿勢をキープするためには、足で立つよりも繊細に、そして体幹部を力強く締める必要があります。
倒立ができるということは、体幹(コア)を鍛え、重心のコントロールをはじめ高度なバランス力が備わるということです。
重力に対して自分の骨格を垂直に積み上げる技術は、走る・跳ねるといった動作の姿勢改善に直結します。

身体の使い方を向上させ、また転倒などの怪我を防止するうえでも、有用なエクササイズと言えます。

上半身の筋力アップにもなる!

倒立は、広背筋、腹直筋、外腹斜筋、大腿直筋、上腕三頭筋が立っているときよりも使われます。
平たく言うと、背中、お腹、腕、太ももが鍛えられます。
またバランスの保持のために手首、肩そして股関節が働いており、全身が連動しています。
特に倒立を維持する際、実は指先や手首が絶えず細かく動いていて、精密な運動制御能力を高める良い刺激となります。

最高のエクササイズ「倒立歩行」

さらにおすすめなのが倒立をして歩く、いわゆる倒立歩行です。
倒立で止めるだけではなく、ぜひ歩いてください。
倒立で歩いてみるとわかると思いますが、短い距離でもめちゃくちゃ大変です。
倒立歩行(倒立で歩く)だけでかなりのトレーニングになることが実感できるでしょう。
倒立歩行時には、肩甲骨の動きが重要となるため、肩の可動域の向上や柔軟性もあがります。
肩関節の怪我を防ぐための「安定性」と、腕を自由に操るための「操作性」が同時に養われますので、野球やテニス、バスケットボールなど肩周りを使うスポーツにも効果が見込めます。

冒頭の質問のように陸上に関して言うと、陸上は走るという運動が主体ですが、走るために上半身を使わないわけではありません。
上半身の強化と重心コントロールの向上を行える倒立は、陸上でも役に立つはずです。

いろいろなアスリートが倒立をしている

陸上だけではありません、あらゆるスポーツで倒立は有効ですし、実際にトレーニングに取り入れられています。
サッカーの本田圭佑選手も倒立歩行ができるそうです。
ホッケー 藤本一平選手
フィギュアスケート 紀平梨花選手
野球 中京大中京
テニス アンディ・マリー選手

そして大事なことですが、倒立は、そんなに難しくありません。

やったことがないので、難しく見えるだけです。
もちろん地道な努力は必要です。感覚を掴むまで年単位でかかることもあります。
でも諦めずに続ければ、誰でもできます。本当に。
そして、自転車に一度乗れたら生涯自転車に乗れるように、倒立の感覚を掴めたら、将来にわたっての財産になります。

逆に言うと「アスリートなら倒立くらいはできていたほうがいい」くらいに思います。
バランス力をあげ、どんどん上半身が鍛えられる倒立。

スポーツのパフォーマンスアップに、いまからやり始めましょう!!!

倒立練習のための動画はこちら

最後に、倒立のデメリットとは?

倒立にもデメリットはあります。
研究によると、倒立は頭方向に血流が向かうので、眼圧が高まることがわかっています。
目への負担があるので、緑内障の方は倒立姿勢は推奨されていません。
ただ、倒立姿勢の多い器械体操選手に緑内障の患者が多いといった統計はなく、1日に数分程度であれば問題はないと考えられます。
手首への負担も大きいものではあります。
痛みを感じるときは休憩をいれて、無理はしないようにしましょう。

関連リンク
倒立のためのエクササイズ5選

この記事を書いた人

著者近影
TETSUYA先生 バク転トレーナー

バク転の習得を通して、子どもたちの未来の可能性を広げることを目指しています。バク転習得に向けた身体作りをサポートする各種資格を持っています。
NESTAキッズコーディネーショントレーナー
KOBA式体幹☆バランスAthleteトレーナー
日本バク転協会バク転インストラクター
JFAサッカーDライセンスコーチ

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