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バク転とブリッジの違うところ
2024-04-18

バク転とブリッジの違うところ

こんにちは。
今回は、バク転とブリッジの違いについて解説します。
ブリッジの得意な子が意外と陥るポイントなので、ブリッジができるのにバク転が上手に回らない子は参考にしてください。

バク転とブリッジは形が似ていて、ブリッジが上手だと、あとは少しジャンプすればバク転になりそうな印象を受けます。
ところが、ブリッジをするイメージが強すぎると、身体が上手に回転しないことがあります。

ブリッジとバク転の違い

ブリッジの反り方は、おへそから上に引き上げるように、身体の後ろ側を収縮させてアーチをつくります。

ブリッジの力の向き


それに対してバク転は、腕の振り上げを利用して、上体から順に反ってアーチになります。

バク転の力の向き

同じ画像で、矢印だけを変えました。
力の向きの違いがなんとなくわかるでしょうか。

バク転のときの違い

この2つは似ているようでアプローチが違うので、ではバク転のときにブリッジを意識するとどうなるでしょうか。
バク転で後方にジャンプをするときに、ブリッジを行うようにおへそを中心に反ると、回転の力が生まれず上方にジャンプする形となってしまいます。
いわゆる膝が抜けたジャンプとなりがちで、100%の力で蹴ることができません。
また蹴る方向も上方に向きすぎてしまいます。
結果、小さいバク転になってしまい、手を着くときも肘が曲がりがちになりますし、場合によっては頭をぶつけてしまいます。

その場でブリッジしたバク転

ではどうするのかというと、身体を後方に伸ばすイメージで蹴り切ります。
そして、腕の振りを使って上体から反っていきます。
そうすると十分に高さのあるバク転になり、肘を伸ばして着手ができて、身体を支えることが容易になります。

後方に伸び上がったバク転

画像でも、バク転の大きさがだいぶ違うことがわかるかと思います。(画像なので、恣意的に距離を変えられるものではありますが。。)

後ろに跳んだり、反ったりすることが怖い子には、「ブリッジのように!」と声をかけることはありますが、ブリッジが強すぎるとジャンプの方向が違ってしまうことがあるよ、という話題でした。

この記事を書いた人

著者近影
TETSUYA先生 バク転トレーナー

バク転の習得を通して、子どもたちの未来の可能性を広げることを目指しています。バク転習得に向けた身体作りをサポートする各種資格を持っています。
NESTAキッズコーディネーショントレーナー
KOBA式体幹☆バランスAthleteトレーナー
日本バク転協会バク転インストラクター