今回はバク転での細かいポイントを解説します。
腕の回し方についてです。
バク転では、腕を強く速く回します。
ところが、中には頑張って腕を回しているのに身体が回転しずらい子がいます。
よく動きを見てみると、こういう場合があります。
どういうことかというと、肩を中心に腕だけが回っている状態です。
そういった動きでは、身体に十分な回転の力が伝わりません。
では、どう腕を回すかというと、
肩甲骨や胸も含めて腕を回す
という動きが重要です。
この2つは似ているようで大きく異なります。
下に、腕の回し方を並べてみました。
左が腕だけを回していて、右が胸や肩甲骨を含めて腕を回しています。
動画の後半に肩の位置に赤線を引いて比較をしていますが、腕を回したときの肩の動きの違いがわかるかと思います。
腕だけを回すと、回転の径が小さくなりますし、背中もつっぱって伸び切らないことがわかります。
この腕の回し方の影響は姿勢やジャンプの力強さにもかかってくるので、意外と重要です。
子供の場合は意外とこういった回し方になる子もいるので、回転が甘いなと思ったら気を付けてみてください。
バク転の習得を通して、子どもたちの未来の可能性を広げることを目指しています。バク転習得に向けた身体作りをサポートする各種資格を持っています。
・NESTAキッズコーディネーショントレーナー
・KOBA式体幹☆バランスAthleteトレーナー
・日本バク転協会バク転インストラクター