バク転は後ろに跳ぶという一般生活ではありえない動きを行う技です。
そのため、バク転ができると一目置かれ、”すごい!”と言われることは間違いありません。
バク転ができる人は少なく、実際にバク転を間近で見たことのない人もいるでしょう。
そのためバク転ができると運動神経が良い人だと認識されています。
世の中には、とても運動神経が良く、誰に習うともなくバク転ができる人がいます。
私の高校の同級生にもいました。野球部のエースで、体育の時間に連続バク転を決めていました。
上手でした。
いわゆる運動神経の良い人は、なんなくバク転ができたりします。
(運動神経の良い人が全員バク転できるわけではありません。それについてはまた別の機会に。)
というと、そんなことはありません。
バク転は、適切な筋力や柔軟性といった身体的なある程度の能力と、バク転を行うための適切な手順があれば、できるものです。
器械体操という分野において、より高度な技をする場合は、高い筋力や柔軟性が求められる場面もありますが、そのような技と比べるとバク転単体では筋力や柔軟性も高いレベルは要求されない技です。
つまり、「手順」がわかっているかどうかが大きなポイントとなります。
バク転に限らず体操の技というのは、非常に物理的でシステマチックな運動です。
どうやったら後ろに力をいれてジャンプできるのか、空中ではどういう姿勢をすればいいのか、どうやって回転をするのか、どうやって起き上がるのか、それぞれに手順とやり方があり、そのとおりに動くことができるかどうかで成否が決まります。
そのやり方を知らないからできないのです。
運動神経が良い人は感覚でなんとなくわかるかもしれません。
運動経験が豊富な人は経験的にどう動けばいいのかわかるかもしれません。
普通の人は、知らないだけなのです。
最初に書いた通り、バク転は一般生活ではありえない動きを行うので、わからなくても当然です。
知らないからできない。知らないから怖い。
ですので、知っていけばできるようになるのです。
人付き合いに似ているかもしれませんね。
知らない人、わからない人は怖い。でもお話をして内面を知っていったり、共通の話題があると仲良くなっていけます。
バク転とも仲良くなることは、できるんです。
バク転を行うための適切な方法は、順序立てて1つ1つ学び、実践しながら練習を重ねることで頭と身体に定着されていきます。
最初は「頭でわかっているけどうまくできないな」ということもありますが、繰り返して練習を行うことで知識と感覚をすりあわせて理解してくことができます。
また、一人で練習を行うのは怖くて筋肉も萎縮してしまい危ないです。補助を入れてサポートすることで安心感と安全性を確保できます。補助があれば、思い切って練習をすることができるでしょう。
そうやってバク転を繰り返すことで、多くの人が習得まで辿り着けるのです。
もちろん、バク転の習得に至るまでの個人差は大きいです。
数日でできるようになる人もいれば、数年かけて習得に至る人もいます。
バク転ができたら、運動神経は必ず上がっています。そしてそれ以上に、バク転ができたという経験や達成感など目には見えなくてもプラスに得られるものがたくさんあります。
すぐに習得ができなくても、いつか「バク転ができる自分」を信じて続けてみてほしいです。例え途中で諦めたとしても、一度はバク転の世界を覗いてみることそのものも、良い経験となります。
ぜひ一度はやってみてください。
錦糸町キッズバク転教室!は、お子様が教室を楽しんで、「バク転ができる自分」を目指す限り、習得に向けて全力でお手伝いします!
バク転の習得を通して、子どもたちの未来の可能性を広げることを目指しています。バク転習得に向けた身体作りをサポートする各種資格を持っています。
・NESTAキッズコーディネーショントレーナー
・KOBA式体幹☆バランスAthleteトレーナー
・日本バク転協会バク転インストラクター