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私がコーディネーショントレーニングの資格を習得した理由
2024-09-10

私がコーディネーショントレーニングの資格を習得した理由

今回は、私がなぜコーディネーショントレーナーの資格を習得したかをお話したいと思います。

子供に何のスポーツを習わせるのかはいつの時代も親にとって大きな関心であり、悩ましい問題でもあると思います。
私も、子供が生まれてから、どうするか考えていました。
感覚的なことですが、1つのスポーツのみに打ち込み、高いスキルを小さい頃から身につけることには大きなリスクを感じていました

  • 成長期に急激に身長が伸びて筋肉がついてくると、身体のバランスが短期間で大きく変わります。それまで培ってきたスキルが高ければ高いほど(それまでの体格で最適化されすぎていると)、バランスを崩してしまうのではないか
  • このバランスを戻そうと無理をすると、心身ともにスランプを抜け出せず潰れてしまうのではないか
  • 特にそれまで積み重ねた成功体験があるほど、今までのやり方を無理に繰り返すような対策しかできないのではないか。
  • 成長期まではスキルを上げすぎず、全体的な運動能力を上げるほうがよいのではないか。
  • 色々な運動を身につけていると、成長期のバランスのずれも調整できる能力が身につくのではないか。
  • 実際には幼少期から同じスポーツに打ち込んでプロになった選手も多くいるが、運がよかっただけではないだろうか。
  • 1つのスポーツスキルだけ伸びていると、そのスキルの高低だけでの勝負になってしまうのではないか
  • また、動きにバリエーションがなく動きが読まれやすくなるのではないか
  • 柔軟性や対応力がつかないのではないか
  • スポーツ漫画みたいですが、サンバをやっているサッカー選手や、陸上をやっていた野球選手など、色々なスポーツ経験がある方が個性や特色があり、その子にしかできないプレイというのがでるのではないか。

などなどたくさんの疑問を持っていました。
そういった観点から、子供への運動の取り組みを調べていたときに出会ったのがコーディネーショントレーニングです。
ドイツ発祥の考え方で研究の歴史は長く、欧米でのスポーツの取り組みでは大方スタンダードなものらしいということです。

幼少期は1年を4つに分けて、1クールごとに違うスポーツをやることで、色々なスポーツの考え方や身体の使い方を学ぶそうです。
また、人間の発達段階に合わせたトレーニングを行うという観点から、小学生年代までは神経系を発達させるような運動を重点的に行うというものです。
これはまさに自分の考えに近いものだと思い、すぐにコーディネーショントレーニングの講座を受講しました。

日本の選手は、小学生ごろはとてもスキルが高く、世界のチームと戦っても強いそうです。
ところが年代が上がるにつれて勝てなくなっていく、といった話がとても印象的でした。つまり、海外では小学生年代は全体的な地力を上げることを目標としているようなのです。

大事なのは、運動能力や身体能力を高めること。
小学生年代からスポーツを頑張りすぎて燃え尽きないこと。
そしてスポーツを適度に楽しみ、想像力を発揮すること。
そういったことを学び大いに刺激を受けました。

現在、飯田橋と錦糸町でバク転クラスを開講していますが、クラスでの運動はコーディネーショントレーニングの観点をもって提供しています。
運動経験を増やし引き出しをたくさん作ってもらう、そんなお手伝いを目指しています。

この記事を書いた人

著者近影
TETSUYA先生 バク転トレーナー

バク転の習得を通して、子どもたちの未来の可能性を広げることを目指しています。バク転習得に向けた身体作りをサポートする各種資格を持っています。
NESTAキッズコーディネーショントレーナー
KOBA式体幹☆バランスAthleteトレーナー
日本バク転協会バク転インストラクター